2019令和元年11月3日日曜日

☆『諏訪大社四社参り』☆

 

おかげさまで術後の経過も良く、だいぶ動けるようになりました。

 

昨日女房と、諏訪大社の四社参りをしてきました。

諏訪大社は諏訪湖を挟んで南側を上社と呼び「前宮」・「本宮」があり、北側を下社と呼び「秋宮」・「春宮」があります。

写真は、前宮の一之御柱です。

それぞれの御宮を囲う四隅に一から四まで時計回りに御柱がそびえ立っています。

 

 

 

諏訪大社における最大の行事といえば御柱祭。

正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅と申の年に行なわれる式年祭で、長野県指定無形民俗文化財。日本三大奇祭のひとつとされます。

 

写真は、本宮の大鳥居。

三と四の御柱は本宮から少し離れた山の中に…、「御柱遥拝所」という立札看板を頼りに探すと見つかります。

四社の中ではお土産屋さんも多く一番にぎわっていました。

近くの博物館には無料の足湯もありました。

 

 

写真は、秋宮にある手水舎「御神湯」と言って温泉が出ています。飲用できないのが残念でした。温度は結構熱いです。

 

秋宮の、一之御柱が、現在の諏訪大社四社の御柱の中では最大とのことでした。

 

諏訪大社は四社全てに無料の駐車場があって車移動にはとても助かります。

 

写真は、春宮近くの万治の石仏。

1974年、たまたま諏訪大社の御柱祭を見学に来て、この石仏と対面された、画家の岡本太郎さんや作家の新田次郎さんが感嘆されたことで、一躍話題を呼び講演又は雑誌等で全国に紹介され知られることになったそうです。

 

石仏の周りを願い事を心で唱えながら3周するとその願いが叶う!?と言われ、春宮に於ける最近では人気のパワースポットなんだとか。

お参りの仕方は脇の立て看板に書いてあります。

 

下社の御柱祭で一番盛り上がる、「木落し」。木落し坂は最大斜度35度、距離100m。追い掛け綱が斧で切られ、御柱は猛然と坂を突き進み、死亡事故も頻発するという坂へ寄ってみました。

 

週末ボランティアガイドさんの丁寧な説明を聞き、我々夫婦だけの為に御柱祭木遣り唄という唄を披露してくれました。唄の最後には両手を突き上げながら「よいさ~よいさ~よいさ~」の掛け声をお願いされました。紅葉し始めた、のどかな山の中に大人3人の大声が響きました。