2017平成29年2月20日月曜日

☆『第51回青梅マラソン』☆

 

2月18日(土)

今年も青梅マラソンに夫婦で参戦!!

前日エントリーで会場に向かうまでの道すがら、民家の庭先で今年はドラえもんがお出迎えしてくれました。手作り感満載の心遣いに元気をもらいました。

 

青梅市総合体育館では、開会式に始まって、スペシャルトークショウ、お笑いライブ、子供たちによるダンス、高校生の太鼓の演舞、抽選会など、さまざまなイベントが開催されて、会場内は勇気と感動に溢れ、笑いに包まれました。

 

写真は左から、滝菜月(日テレアナウンサー)、高橋尚子さん、げんきーずのお二人。

2月19日(日)

大会当日。快晴。風が冷たい。

申し込み時、去年のタイムを申告したのだが、想像以上に前からのスタート位置。全35ブロック中13ブロック目、妻も去年のタイム申告で、男女の差はあれど14ブロック目からのスタートに「こんな前からどうしよう」と困惑顔。

お互い歳のせいか、故障しても治りが遅く、常に何処かしら痛い、体の曲がり角!?状態で、この1

年十分な練習が積めませんでした。後続のランナーの皆様にご迷惑をかけないように走らねば!と思いながら青梅路30キロ、奥多摩に向かって高低差86mの起伏に富んだレースは始まりました。 

写真、左から二人目、スターターの高橋尚子さん、三人目、青梅親善大使の篠原ともえさん。

 

 

折り返してきた先頭集団。

この時点で先頭は「3代目山の神」と言われた、神野選手(総合順位3位)、4番手には昨年の覇者、押川選手(総合順位4位)。

全速力でも追いつけないような速さ、疾風の如く駆け抜けていきました。

そのころ小生は、思いのほか体が動くぞと思っていました。

野口みずきさんの名言『走った距離は、裏切らない』つまり、この一年思うように距離を走れなかった俺の脚は、俺の思いを裏切る。かも知れない。

後半脚が止まるかな…惨めな姿が脳裏をよぎる。いや待て、考えろ、過去に何度も失敗レースをしてきた経験を活かすんだ。

練習不足で臨んだ大会、意識だけは今までになく冷静でした。

 

 

20キロを過ぎた頃、脚の動き鈍りだす。でも慌てない、それは想定の内だ。目の前の路面を見つめながら黙々と走る。近くでひときわ大きな声援。顔を上げると目の前に「あっ!、Qちゃん!」右手でハイタッチ!不思議だな、少し力が湧いてきた。復路の壁と言われる上り坂を通過する。Qちゃん効果も長くは続かない、脚は動かなくなってくる。ジリジリと抜かれてゆく苦しい展開。脚が動かない分意識して腕を振り、上半身を使って歩を進める。ゴールが見えてもペースは上げられなかった。それでも何とか走り切った。

夫婦そろって去年より少しタイムを落としてのゴールとなりました。順位はスタート時より夫婦そろって少し上げました。さほど後続のランナーに迷惑をかけずに済んだかなと思います。今年の青梅は完走賞がメダルでした(写真)

 

青梅駅から少し西寄り、青梅街道の青梅坂下信号近くの「ふきのと」で今年も夫婦水入らずの慰労会…のつもりが、店内にいた見ず知らずの人達と和気あいあいマラソン談義に花が咲き楽しい打ち上げとなりました。