☆『第30回 巨峰の丘マラソン大会』☆
一昨日の21日、巨峰の丘マラソン大会に参戦。
妻は10kmの部に、小生は去年10kmを走っているので今年は20kmの部にエントリー。
この大会の売りにもなっている最大高低差280mとも300m以上とも言われる急坂を体感してきました。
去年の天候は嵐。
今年は快晴、気温も上がり夏日。
写真は駐車場から見えた富士山。
富士山に見送られながら開会式の会場へ向います。
会場に着くと人の列、どうやら写真の撮影待ちの行列。
誰だろうと見ると、安田大サーカスの団長さんでした。
各部門別に整列して、10分間隔でスタートしていきます。
ここまで来たら、腰が痛たくて練習が積めなかったなどの言い訳は言ってられません。
『今の状態でのベストを尽くす』
これだけ。
スタートしてしばらく急な下りのあとは、とにかく登ります。普段のランニングではありえない息の荒さ。辛抱辛抱と言い聞かせ、ひたすら歩を進めます。
10kmコースとの分岐が来た。去年は左折して行ったところを今年は直進。途中農家のエイドでは凍ったぶどうを出してくれていた。ほとんどのランナーには好評だったようだが、小生は口に放り込んだ一粒の巨峰を結構持て余してしまった。固くてすぐに噛み砕けなかったうえ、疲労した体は口の中で種や皮や実を選別する意識にも体力を奪われるような感覚があり、結局種も皮も飲み込みました。
折り返しは、まだかまだかと思いながら登り続け、道を右に鋭角に曲がってその先の路上にセンサーがあってようやく下りに、ここが折り返しか。
後半の下りはスピードに乗って軽快に走る。ラスト5キロの手前から横っ腹が痛み出しペース落ちる。くそ~、あの人にもこの人にも負けたくない、と思いながらも離されていく。ラスト3キロ表示のあたりで痛み和らいでくる。通りを左折してブドウ畑に入って行く農道のような道、最後の難関の急登だ。ここまで酷使してきた足腰にはキツ過ぎる上り坂に歩き出す人が一気に増える。去年の経験からゴールが近いのはわかる、今が頑張りどころだ。目の前の人を一人づつ抜いてやる。脚がパンパンに張っている、腿の裏が攣りそうでプルプルと痙攣してる、でもこのまま行っちゃえ~!
って感じでゴールを駆け抜けました。
ゴール直前では、先に10キロコースを見事完走していた妻が応援してくれていたのですが、残念なことに気付きませんでした。部門は違えど夫婦揃って無事に完走出来たことが嬉しいです。ゴール後に会場で振舞われてる巨峰が甘くてとても美味しい。一度に片手に載るくらい、数で10粒程もらえるのですが、何度か貰いに行きました。
写真は参加賞の巨峰1キロとアームバンド、30回記念のストラップです。
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